| 開催日:平成20年3月13日 ○議長(大井捷夫君) 次に、18番 豊田勝行議員。 ○18番(豊田勝行君)(登壇) それでは、一般質問の機会をいただきましてありがとうございます。 早速質問に入らせていただきます。 道路特定財源につきましては、きのうは岡本議員、本日は小坂議員からいろいろるる質問がありまして、回答をいただきました。 そんな中で、一応質問しておりますけれども、かなり質問の内容について回答をいただきました。また、同じ質問をするとダブってきますので、私なりに感じていることを述べさせていただきましていきたいと思います。 この道路特定財源につきましては、3月末をもって期限が切れるという形で、これの決議が長引きますと、市民サービス、あるいは道路の維持管理が非常におくれてくるのではないかというふうに思います。そんな中で、道路特定財源につきましては、市・国を挙げましてトータルしますと5兆6,000億ですか、そういう膨大な金額になっております。市の内訳を聞いてみますと、暫定で3億円、それから全体で21億というふうな回答もいただきました。 そこでお尋ねをしたいわけですけれども、今仕掛かりの事業について、亀山市、3月末をもって終わるわけですけれども、4月以降、これが長引きますと仕事がはかどらないと思いますけれども、仕掛かりの仕事というのがどれぐらいあるのか、通告しておりませんけれども、わかりましたはご回答をお願いしたいと思います。 ○議長(大井捷夫君) 18番 豊田勝行議員の質問に対する答弁を求めます。 浦野総務財政部長。 ○総務財政部長(浦野徳輝君)(登壇) 平成20年度予算に計上させていただいております地方道路整備臨時交付金事業でございますが、これが深谷新道整備線、それと白木一色線整備事業、それから橋梁耐震化事業でございます。 ○議長(大井捷夫君) 豊田勝行議員。 ○18番(豊田勝行君)(登壇) ありがとうございました。 この特定財源といいますか、暫定税率といいますか、先ほど市長からも回答をいただきましたけれども、47都道府県の中でトータルで64億ほど廃止になりますと影響があるというふうに聞いておりますけれども、いずれにしても今参議院の方で審議されているわけですけれども、早いところこの法案が通りまして、地方自治について大きな穴があかないような、本来の目的であります住民サービスがスムーズにいきますことを期待をしております。 次に、地方債についての質問でございます。 この問題につきましては、おとついですか、予算審議の中でも触れられておりますけれども、20年度の予算につきましては、財政力指数が合併時、17年ですけれども、1.06から1.47という形に、非常に財政力が伸びてきたということを示しているものだと思いますけれども、これもひとえに今までの市長さんを初め、大きなシャープの誘致をしていただいたおかげで非常に亀山の財政が豊かになってきたということが言えるのではないかと思います。 そこで、この内容につきまして、20年度の予算資料を見てみますと、市債の部分につきまして、これは今年度で市債が伸びたということではないわけですけれども、372億という膨大なことになっております。これにつきましては、全体予算と比較しますと1.1倍、それから一般予算規模でいきますと1.6倍という形になっております。これにつきましては、小坂議員も言っておりましたけれども、予算規模で国の方は1人当たり600万ほどの予算計上になっております。 県の方の、この間も議会のあれを見てみましたら、1兆円を超してきたという形で、国、それから県、あるいは亀山市ということになっておりますけれども、1人当たりにしますと800万ぐらいの支払いといいますか、今現在の累積赤字といいますか、借金があるというふうに聞いておりますけれども、これからの行政の部分につきましては、非常に今年度の予算を見てみますと、前年度に比べますと25億円という差が出ております。 将来、じゃあこの借金部分を減らしていくために、どういうふうに持っていけばいいのか。国、県、あるいは地方においてもそういうことも、市長の現況報告の中でもうたわれておりますけれども、これから少子化の時代になってくるという形で、そういう部分をある程度解消していく必要性があるのではないかなというふうに思います。 それを解消するためにはどうしたらいいかということになるわけですけれども、亀山の場合は液晶産業のシャープさんに来ていただきまして、非常にいい条件になっておりますけれども、経済の活性化を図っていくということがなかなか難しいわけですけれども、そういうことをしていかないかんと。そのために、誘致法といいますか、非常に補助金も出していろんなことがやられております。したがいまして、今後につきましては、なかなか大変だと思いますけれども、亀山にとっては大きな企業を何とか県と調整していただきまして、企業誘致を盛んに行っていくことが必要だと思います。非常に難しいわけですけれども。 その中で、25億の前年度に比べて利益が伸びてきたということでありますけれども、少しでも財政調整基金、あるいは減債基金にプールしていくと、基金を多く伸ばしていくことが必要ではないかと思います。大きな事業をやるために、市債を発行しながら、現世の人と、それから将来新しく生まれてくる人に平等に負担してもらうということになっておりますけど、そういう時代は人口が右上がりのときはいいわけですけれども、少子化になってきますと、従来の考え方を踏襲していきますと、いろんな財政難といいますか、借金がふえてきて、どこで一線を引いていくかということが非常に大事になってくると思います。大阪もそうですけれども、収入が3兆円に対してまして5兆円の借金があると、そんなことが言われております。借金をすることによって多くの自治体といいましょうか、市町村、あるいは県レベルで非常に困ったところが現在あるように聞いております。 たまたま亀山の場合は中部圏にありまして、非常にいい位置づけにあるんではないかと思います。それを保っていくためには、変わった発想の転換といいますか、これをしていかないかんのではないかと。 基本的には、借金をしない方針が一番いいわけですけれども、なかなかそういうわけにもいきません。亀山の財政はしばらく好調を持続していくんではないかと思います。 そんな中で、先ほど申しました財政調整基金の組み入れ、それから減債基金の組み込みが将来できないかどうかをお尋ねしたいと思います。 ○議長(大井捷夫君) 豊田勝行議員の質問に対する答弁を求めます。 浦野総務財政部長。 ○総務財政部長(浦野徳輝君)(登壇) 現在、市の市債の残高でございますが、一般会計、特別会計、企業会計すべて含めますと350億円ほどでございます。また、20年度末見込みでは、全会計を含めますと372億というふうになってございます。市債の借り入れに関しましては、合併特例債等の有利な起債に限るという形で今後も進めてまいりたいというふうに考えております。 そういった考えで、市債の残高の圧縮を図るとともに、また財源に余裕が生じました場合は、財政調整基金、さらには減債基金に積み立てを行ってまいりたいというふうに考えております。 ○議長(大井捷夫君) 豊田勝行議員。 ○18番(豊田勝行君)(登壇) ありがとうございました。 そういう形で、減債基金、あるいは調整基金への積み増しをしていくということなんですけれども、これからにつきましては、その積み方につきまして計画的にやっていくというふうなことも必要ではないかと思います。それまでは、いろんな問題もありますけれども、おのおのの基金の中で、減債基金、調整基金は困ったときというとおかしいですが、大きな事業をやるときに使ってもいい目的の基金ですので、そういうことへの基金を積んでいくということがこれから一番重要になってくるのではないかと思います。 今年度につきましては、一応案として出されておりますけれども、将来にわたって計画性を持って、少子化の時代に対応していくということも、これからは行政として大事な仕事の一つではないかというふうに思います。どうかその辺を考えていただきまして、将来の財政計画に役立てていただきたいと思います。 それと3番目ですけれども、リニア基金につきましては、宮崎議員からいろんな質問もありました。そんな中で、先日、JRにおきまして、25年から東京−名古屋間が実際に走るということですけれども、亀山は今回、5,000万から1億に基金を増設されております。その増設された目的につきまして回答をいただきたいと思います。 ○議長(大井捷夫君) 豊田勝行議員の質問に対する答弁を求めます。 匹田企画政策部長。 ○企画政策部長(匹田 哲君)(登壇) リニア中央新幹線亀山駅整備基金積立金を、平成20年度当初予算におきまして、平成19年度と比較いたしまして5,000万円増額し、1億円といたしております。この理由でございますが、議員ご所見のとおり、JR東海は超電導リニアによる東海道新幹線バイパスの建設について、2025年の開業を目標として、首都圏から中京圏間を、全国新幹線鉄道整備法による中央新幹線として、自己負担で進める方針を発表されました。さらに、先月には地質の最終確認に当たる水平ボーリング調査も開始をされましたことから、リニア中央新幹線の実現がいよいよ近づいてきたものと思っております。 このリニア中央新幹線の機能は、首都圏から近畿圏の全線が整備されてこそ、完全にその威力が発揮をされますことから、近畿圏への延伸についても、私どもとしては必ず実現されるものというふうに確信をいたしております。 このような中、亀山市の停車駅誘致に向けた意欲を市内外にさらにアピールをするため、リニア中央新幹線亀山駅整備基金の積み立てを、平成20年度は1億円に増額し、当初予算案に計上させていただいたところでございます。 ○議長(大井捷夫君) 豊田勝行議員。 ○18番(豊田勝行君)(登壇) ありがとうございました。 それで、宮崎議員の質問の中にもありましたけれども、従来と違った亀山駅誘致に向かっての全国に発信するということは、今後も盛んに行われていくようでございます。 そんな中で、基金を目的の20億ということですけれども、それを期限が来てもさらに積み増しをしていくということになっております。まだ先の話ではございますけれども、25年に開通するリニア新幹線につきましては、全体の80%ぐらいが地下をトンネルでもって走っていくということになっております。仮に亀山に駅ができた場合、この基金はどういうふうな形、下から上がってくるときにはエスカレーターかエレベーターかよくわかりませんけど、そういう財源に使うのか、あるいは地下を走るのか上かよくわかりませんけれども、駅の新設といいますか、使い方については大体今想像されている内容についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(大井捷夫君) 当局の答弁を求めます。 匹田企画政策部長。 ○企画政策部長(匹田 哲君)(登壇) 基金を駅のどういう部分に使うのかということでございますが、駅周辺の都市機能的なもの、さらに駅の中に公共的なものが必要となった場合ということで、当初、私ども積み立てをさせていただきました。最近の報道でございますが、JR東海社長のインタビューといたしましては、リニアの駅施設の建設は地元負担として、負担能力があるかも駅の設置条件になるというふうに報道されておりますが、私どもといたしましては、そのようなことも視野に入れつつ、この基金をアピールし、JR東海を初め関係機関にさらに駅設置の意欲を示してまいりたいと、このように考えております。特に、これまで既に11億円近くを積み立てておりまして、これは私どもの市にとって非常なる強みになるというふうに私どもはとらえておるところでございます。 ○議長(大井捷夫君) 豊田勝行議員。 ○18番(豊田勝行君)(登壇) ありがとうございました。 在来線の新幹線におきまして、掛川であるとか、そういうところは従来新幹線が通っている中で、住民の方がこういう運動をされて駅の誘致をされました。聞くところによりますと40億ぐらいということも聞いておりますけれども、そんな中で先ほどの企画部長の話では、要はそういうPRをしながら、亀山に停車していただきたいという思いをJR側にもこれから提示していくことになりますけれども、亀山に将来とまるとした場合、従来の新幹線、リニア中央新幹線の場合は東京−大阪間を1時間で走る。そのために500キロで走るということですから、従来型の新幹線にしますと、「のぞみ」の場合はノンストップで東京−名古屋間を走りますけれども、そういうリニアの走り方にあると思いますけれども、亀山にリニアが停車する場合は、従来のそういう方向といいますか、そういう形をとってくるんだと思いますが、そういう形で行政としても、要はノンストップじゃなしに、何ヵ所かの駅にとまる構想という形で考えてみえるのかどうか、お聞きします。 ○議長(大井捷夫君) 当局の答弁を求めます。 匹田企画政策部長。 ○企画政策部長(匹田 哲君)(登壇) 議員ご指摘のとおり、500キロで走るということで、これにつきましてはその高速性が一番のポイントとなっております。したがいまして、東京−大阪間をノンストップ、あるいは東京、名古屋、大阪ということが中心になる。いわゆる現在の新幹線でいうところの「のぞみ」型と言われておるものがメインになるというふうに思っております。 現在の新幹線がそれを補完すると。ただし、リニアの新幹線につきましても、東京、大阪、名古屋だけというわけにはやはりいかない。いわゆるそれ以外の中間駅というものが必要になってくる。当然、通るそれぞれの府県につきましても、やはりそれなりの理解が必要となってまいりますので、そのためにはいわゆる中間駅、これまで言われておりましたところでは1県1駅という言い方になっておりますので、ぜひ三重県には亀山ということでアピールをしてきたところでございます。 ○議長(大井捷夫君) 豊田勝行議員。 ○18番(豊田勝行君)(登壇) ありがとうございました。 1県1駅ということでありますけれども、三重県の中には上野もありますけれども、どうも亀山と上野と競争した場合は、かなり上野の方に偏ってくるのではないかということも言われておりますけれども、よその市でございますので、亀山の特徴というのは従来からリニアをとめるということの一つの大きな目的のもとに、以前から基金の積み立てがあったわけですけれども、参考程度に上野はこういう基金を積んでみえるのかどうか、もしつかんでおみえになりましたら回答をお願いしたいと思います。 ○議長(大井捷夫君) 当局の答弁を求めます。 匹田企画政策部長。 ○企画政策部長(匹田 哲君)(登壇) リニアの駅整備を見込みまして基金を積んでおるのは、県内では亀山市だけでございます。また、県外におきましても、私どもが知る範囲では亀山市のみというふうに聞いております。 ○議長(大井捷夫君) 豊田勝行議員。 ○18番(豊田勝行君)(登壇) ありがとうございました。 長い間からの懸案といいますか、夢の実現に向かって、近い将来、恐らく10年以内にはそういう形でも実現が可能であるというふうに判断するわけですけれども、どうかひとつ将来のためにも、ぜひリニア駅の誘致ということの実現を図っていただきたいと思います。そうなりますと、今、道路網につきましては新名神もできました。陸の孤島であります公共交通機関といいますか、JRの駅につきましても在来の駅についても、なかなか複線・電化を前から進めてきておりますけれども、かなり難しいんではないかと思わんでもないわけですけれども、こういう新しい日本の動きを事前に察知された田中市長は大変先を見る目があると思うわけでございます。どうかひとつ三重県の中心として、今後ますます亀山市が発展するように、このリニア基金につきましても、今回増額されたという意味はよく理解できました。今後は停車駅に向かって大きく、従来と違ってPRを堂々としていただきまして、基金につきましても三重県の中では亀山市しかやっていないということであります。今から亀山がやっているからうちも積み立てようと思っても、なかなかそうはいかん部分が出てまいろうかと思いますけれども、先輩市亀山、リニア駅誘致に向けたいろんなノウハウが理事者の間にはあるんではないかと思います。将来の亀山を、今まではどちらかといいますと余りにも進展がなかったみたいな気がしますけれども、大きく21世紀は、テレビでシャープが世界ブランド亀山ということを言っております。また、リニアにおきましても、そういう言葉が使えるように努力をしていただきたいというふうに思います。 これで私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(大井捷夫君) 18番 豊田勝行議員の質問は終わりました。 |