| 開催日:平成19年9月13日 ○議長(葛西 豊君) ただいまから本日の会議を開きます。 本日の議事につきましては、お手元に配付の議事日程第4号により取り進めます。 これより日程第1、市政に関する一般質問を行います。 通告に従い、順次発言を許します。 5番 伊藤彦太郎議員。 ○5番(伊藤彦太郎君)(登壇) おはようございます。5番の伊藤です。 それでは、通告に従いまして、早速質問に入らせていただきます。 まずバス問題についてです。 現在、市では生活交通再編事業にて、市を幾つかの地域に分けまして、各地域に即した生活交通を検討しておられますが、今回、その先陣を切りまして、旧関地区の巡回バスと坂下地域からの廃止代替バス路線を統合しまして、坂下から関を通って保健福祉センターあいあいへ乗り入れる西部Aルートが提案されました。以前から、関地区からあいあいへの直通バスを望む声は聞かれておりまして、今回、それが実現されることは大変喜ばしいことです。また、この西部Aルートで坂下からの来やすさというだけでなく、逆に坂下への行きやすさというのが実現されるのではないかというふうに感じております。 現在、市の方では星とか天体観測とかをコンセプトにした地域づくりを行っているこの坂下地区の鈴鹿峠自然の家に天体観測施設をつくるという計画もしており、坂下地区を星の里にしたいという話も聞こえる中で、注目される坂下地区へのアクセス手段として、この西部Aルートが期待できるのではないかというふうに思っております。 ただ、この西部Aルートの導入につきましては、同時に大きな問題が発生しております。昨日も中村議員の質問にありましたが、関地区の巡回バスでは路線に入っていた関の南部地区、白木一色地区、こういったことが西部Aルートから外れるということです。関地区巡回バスは、運行開始以来、関南部地区の高齢者を中心とした交通弱者の移動手段として定着してまいりましたが、今回の西部Aルートの案では、本地域の交通弱者の移動手段が失われることになります。先ほど白木一色と言いましたけれども、白木一色はまだ多少は近くに路線バスとかも通っていますので、特に関南部地区の移動手段が失われるということが一つ大きな問題ではないかと思います。 この関地区では、コミュニティーセンターの設置がおくれておりまして、中でもこの関南部地区においては、関の中心部からかなり離れております。また、この関の南部地区は、全コミュニティー中唯一と言っていいと思いますけれども、市の施設が地域内に存在しておりません。もともと過疎化の進んでいる土地でして、このような状況で移動手段まで奪われることになっては、陸の孤島のような状況になりかねないと思います。このことについて、市として一体どのようにお考えなのか、どのような対策をされるのか、昨日の中村議員からの質問にもありましたが、もう一度この点を確認させていただきたいと思います。 どちらかというと、今回、何か代替措置を講じる考えがあるのか、特にその点について、もう一度確認させていただきたいと思います。 もう一つ、代替措置というとどうしても暫定的な応急措置的な対処になってくると思います。ただ、今後を考えていく上では、中・長期的な視野に立って、一体この地域をどういうふうに生活交通再編事業の中で位置づけていくかということも考えていかなければならないと思うんですけれども、その辺もあわせてお聞かせいただきたいと思います。 特にこの関南部地区は名阪国道沿線でして、同じ名阪国道沿線の加太地区と隣接していまして、その加太地区に今走っている西部Bルートとの合体、こういったことも考えられるのではないかというふうに考えるんですが、この辺の可能性もあわせてお聞かせ願いたいと思います。 以上で、1回目の質問とさせていただきます。 ○議長(葛西 豊君) 5番 伊藤彦太郎議員の質問に対する答弁を求めます。 里産業建設部長。 ○産業建設部長(里 宏幸君)(登壇) おはようございます。 西部Aルートの運行に伴う関南部地区の廃止ということでございます。 西部Aルートの運行、並びに現在の関地区巡回バス及び亀山坂下線の運行終了につきましては、地域公共交通会議の同意も得られましたので、その実施に向け、準備をいたしているところでございます。一方で、ご指摘のとおり巡回バスの運行終了に伴い、関南部地区のバスを廃止するわけでございますが、これに対しまして自治会から代替え手段の構築についてご要望をいただいております。これらにつきましては、当該地区のみならず、バス路線の再編のみで移動困難者対策が完結できるものではないといった考えを、先日も中村議員のご質問にお答えしたところでございますが、真にお困りの方々に対し、教育・福祉分野の輸送サービスも含め、市として横断的、総合的に対応し、関係者の理解を求めてまいりたいと考えておるところでございます。 次に、そんな中で現在運行しております加太福祉バス、これを再編後は西部Bルートというふうに位置づけておるわけでございますが、この一部を現在の関南部に回せないかというご質問でございますが、加太地区は加太駅でのバスと鉄道の乗り継ぎを基本とした独立した交通形態が確立をされております。そのような中で、この加太地区のバスを関南部地区に経由をすることにつきましては、当該バス車両の空き時間帯が限られていること、あるいは大型車両の定期運行に十分対応可能な道路事情ではないなどの問題もございますので、さらに検討を要するものと考えております。 ○議長(葛西 豊君) 5番 伊藤彦太郎議員。 ○5番(伊藤彦太郎君)(登壇) 答弁いただいたわけですけれども、昨日も中村議員からの質問への答弁で、大体内容としては把握しておりまして、そもそもこの問題につきましては、発覚当時から地元の南部の自治会を中心に物議を醸しておりまして、ただそれにつきましては、市としてもかなり迅速に対処というか、真摯に受けとめていただきまして、早速何か考えないかんなということで考えていただいたというのは私もその辺は知っておりますので、今回ある意味、確認のような意味もありまして、どういうふうにされるのか、この場で確認させていただいた部分もあったんですけど、ただ昨日の中村議員への答弁の中でも、廃止に至った経緯ということであるんですけど、今回利用者が少なかったというのがあります、関地区の巡回バス。私も、その辺は十分感じてはおりました。ただ、関地区の巡回バスの利用者が少なかったというのが、もともとこの南部のあたりには当てはまらない部分がありまして、この関地区の巡回バス、やっぱりまずは町並みを通さないかんという部分がどうしても先に立ってしまって、町並みの人らというのは、どっちかというと、役場ぐらいだったら歩いていきますし、その中で100円ではありますけど、わざわざ100円払ってまで行く気にはならんというぐらいで、関の町並みが一方通行ということがありまして、1回転して南部へ行く、1回転して北部へ行くというような形でして、乗らん町中を2周も3周もしておるのを見て、町中の人が何であんな空っぽのバスを動かしておくんだという、何かそんなイメージになっておったんですね。 ただ、その関の南部の地区では、やはり乗車率がかなりありまして、おとといもたまたま関の巡回バス、南部のだけ見たら五、六人乗ってみえたらしいんです。特に雨になると人数がふえますし、ただその南部の方々が乗ってこられたバスというのが、関駅に着くと大体半分はおりられてしまって、さらに関の支所に行くとまたおりられて、そこからまた町中を1回転して、ああ空っぽだなと。どんなときでも空っぽだなと、そんなイメージになってしまう。ですので、そもそも南部としてはそれなりに巡回バスに乗っていた部分があります。 もう一つ、利用者のことなんですけれども、そもそもこの関地区の巡回バス導入の際に、関町議会でもそれなりにこれについての意見は出ました。その関の南部で、当然中学生、高校生、こういった方々お見えなんですけれども、ほとんどの方々が中学生の方なら関中へ自転車通学、高校生は関駅へ自転車で行く。ただ、南部というのは非常に山間部でして、山道で、雨が降ると非常に危険な部分もあります。先日も滑って事故が起こりそうになったということがありました。夜になると、部活とかで遅くなると、やっぱり山道で高低差はあるし、平たんな道でも周りにうっそうとした林が茂っていますので、非常に物騒であるので、金を払ってでもバスに乗りたい、バスに乗せたいというのはあったんですけれども、ただその意見が、特にこちらにお見えに櫻井清蔵議員からでも非常に強く言われていたなという印象があるんですけれども、ただそのときの関町の答弁としては、そういった中・高生の事情はよくわかるけれども、その人たちが乗ってしまったら、肝心の高齢者や足の不自由な方々が満員になって乗れなくなってしまうじゃないかと。そうなってしまうと困るので、とりあえずは運行させてみて、そして様子を見て見直していこうと思いますというのがちょうど合併前でして、その合併のこともありまして、新市になってからというような方向になっておりまして、言ってみれば、そもそもの目的としては、交通弱者で、移動困難者の足の確保が目的だったので、乗る乗らないはあまり問題にされていなかったようなダイヤ及び路線というのがあります。 にもかかわらず、利用の低迷が言われていた関地区巡回バスの中で、関の南部地区だけは乗っていて、ただ今回、西部のAルートからは南部が外れてしまう。それに対する不条理感というのが出てきてしまうと思うんです。 あと、今回西部のAルート、坂下から始まって坂下に帰ってくるという形なんですけど、その坂下にバスが行くまで、そのバスの車庫がどこにあるかというと、関のバスセンターと言われていますけれども、そのバスセンターがあるのが、関の萩原、ドライブインです。その関の萩原があるのが関の南部地区、自分とこにバスの拠点があるのに、バスの利用ができない、こんな形になってしまって、その点でも非常に不条理な感じがするわけですね。 こういったことを考えると、潜在的な需要はあるし、バスの拠点もあるし、そういう意味ではバス路線に組み入れやすい地域ではないかというふうには思っております。ですので、私は南部のバス路線これ自体は非常に妥当ではないかと思います。それこそ西部Aルートで、極端な話ですけれども、坂下の始発点に行くまでに南部を通す、終着点からバスセンターまで南部を通す、これだけをやってみても、単純に考えれば2便が確保される。ただ、西部Aルートとしてそういうふうな実現が本当にできるのかどうかというのは別な話ですので、そういう意味では西部Bルートですね。もし加太の方から来られるんだったら、そちらにつないだ方が、地理的な部分からすると、効率的ではないかというふうに感じます。 先ほど西部のBルートに関しまして、加太の福祉バス、加太駅でのバスの乗り継ぎで完結している、その辺はよくわかります。ただ、現在でも加太地区から関地区へ、1日に1往復しております。その1往復の分を、仮に関の南部を通したとしますと、今、時刻表で見ましたら、大体十二、三分の余分な時間で回れるような感じでした。それはそれなんですけれども、もう一つ、この関の南部を通すことによって、先ほど言いましたような関のドライブインに乗り入れることができる。ドライブインからは名古屋方面の直通バスが出ています。そういう意味では、加太の方も関の南部を通ることによってドライブインに行けて、ドライブインの商業施設もありますので、そこも利用できるし、そういった部分で加太の方にもメリットがあるのではないかと思っております。 もちろん加太の方の利便性を下げるということはやってはいけないことだと思いますので、その辺は検討の余地があるのではないかという意味ではあるんですけれども、実際、この話は今の加太の福祉バスを利用して関に来られている方に直接、逆に言われたぐらいでして、実際の利用者としてはそれぐらいはいいんじゃないかという部分があるんじゃないかと思っております。 もう一つ、先ほど道の問題というのがありました、道路事情の問題。確かに加太の福祉バス、大きいです。南部の道は狭いです。狭いんで、当然通れんことはないけれども大変だというのは十分よくわかるんですけれども、昨日の中村議員から側道整備の話が出ていましたけれども、実際、名阪が交通事故とか工事で渋滞しているときは、あそこに、それこそバスどころか大型ダンプが平気で流れ込んできまして、それが時には立ち往生してしまう。向こうからも来ますからね。そういったことも起こってしまう、すれ違いも大型ダンプがするとか、そんな事態も起こってしまうという状況ですので、逆にこれは道路の拡幅とか、待避所をつくるとか、そういったことで何とか逆にやっていかないかんのかなというふうに思うんです。 そんな感じで何とか、今も今後の検討の余地とか言われましたけれども、そういった意味で、何とか今後西部Bルートの可能性、これだけじゃないと思いますけれども、もう一度その可能性につきまして何か所見があればお聞きしたいと思います。 ○議長(葛西 豊君) 5番 伊藤彦太郎議員の質問に対する答弁を求めます。 里産業建設部長。 ○産業建設部長(里 宏幸君)(登壇) 先ほどご答弁させていただいたとおり、さらに検討を進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(葛西 豊君) 5番 伊藤彦太郎議員。 ○5番(伊藤彦太郎君)(登壇) おっしゃるように、本当に検討を進めていただきたいと思います。 よく断る常套句だとか言われますけれども、やっぱり検討していただければ何か出てくるんじゃないかと思っております。 そんな中で、一つ、地域公共交通会議、先日も傍聴させてもらったんですけれども、座長の名城大の先生ですか、こんなことを言われました。バスというものがコミュニティーの形成とか広がりとか、そういうことにつながる。そういったこともこれから期待されるんじゃないかというふうに言われました。 今回、正直、私はバス路線である必要はないかなと思っていました、関の南部地域に対して。それこそタクシー無料券を配付すれば、もっと安くて実現されるのかなとも思っていました。しかし、現状を見ているうちに、もう南部の方々の足として確立されている部分があった。そして、南部に久我という地区がありますけれども、この久我の自治会長さんからお聞きしたんですけれども、全員が毎日乗るわけではないけれども、この久我の自治会の皆さんが全員バスの時刻を覚えておられる。いざとなったらバスに乗れるんだという気持ちでいる。ある意味、このバスというのは利便性のためのものではなくて、自分たちの地域が関の中心部とか中央とつながっているというような、心のよりどころのような存在になっているんだなとつくづく感じられました。 そういう観点で考えると、これからそれこそコミュニティーの広がりとか形成とか、もし公共交通会議で言われるんであれば、そういう可能性もこれから探っていっていただきたいと思うんですけれども、そのコミュニティーという話が出ましたので、この問題をずっと考えていくうちに、産業交通だけではなくて、福祉とか教育という部分で、取ってつけたようですけど、教育はこれから地域が行っていくというふうに言われましたけれども、キーワードとして地域というのがあるのかなと思われますけれども、そのコミュニティーとしてもしそういうふうな方向になったときに、行政としてコミュニティーをバックアップするような可能性とか余地があるのかどうか、その辺の考え方があれば、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(葛西 豊君) 5番 伊藤彦太郎議員の質問に対する答弁を求めます。 一見市民部長。 ○市民部長(一見 敏君)(登壇) 地域の課題解決に向けて、その地域の方々が自主的にいろいろな知恵を出し合っていただき、その解決方法を見出していく、これはコミュニティー活動の重要な部分でございますので、私どもそれが必要とあればまた応援もしていきたいと、そのように考えております。 ○議長(葛西 豊君) 5番 伊藤彦太郎議員。 ○5番(伊藤彦太郎君)(登壇) それでは、次の項目の災害の処理についてご質問させていただきます。 4月に発生しました、本地域を震源とします三重県中部地震、昨日岡本議員が「亀山地震」と言われまして、非常にわかりやすい表現だなと思いましたけれども、5ヵ月近くたった今、それなりに落ちついてきた感がありますが、市内に残された地震のつめ跡とかを見ますと、今でも多くの教訓とともに、当時の思いが胸によみがえってくる気がいたしますが、そのつめ跡もだんだん復旧されている様子ですけれども、現在どれぐらい復旧が進んでいるのか、市としてどれぐらい把握されているのか、その点について把握状況をお聞かせ願いたいです。 もう1点ですけれども、地震ではなく、台風が原因ということなんですけど、関町坂下の鈴鹿峠の峠道なんですけれども、急な斜面に沿うような形で斜面に斜めにつづれ状に道が続いておるんですけれども、その峠道の一部に岩の崩落が生じております。そのちょうど下の部分がえぐれるような形になっておりまして、素人目に見てもちょっと危ないのではないかというのが明らかにわかります。峠道は市道認定されておりまして、同時に東海自然歩道でもあります。また、近くには馬の水飲み場という昔からの有名な見どころがありますので、今でも歩く人がそれなりに多いというふうに聞いております。ただ、素人目に見てもちょっと危険な地域がある。この地点につきまして、市として一体どのような対処をされるのか、その点をお聞かせください。 ○議長(葛西 豊君) 5番 伊藤彦太郎議員の質問に対する答弁を求めます。 木崎参事。 ○参事(危機管理担当)(木崎辰雄君)(登壇) 三重県中部地震の市内の復旧状況について申し上げます。 本年の4月15日に発生しました三重県中部を震源とする地震により、公共施設を含めて個人の住宅、石垣、塀など、市内各所で比較的軽微な被害が発生いたしました。当市所管の公共施設の被害にありましては、亀山城址の石垣及び和田池余水ばきの復旧工事が残っていますが、それ以外の箇所につきましては、すべて復旧済みでございます。また、市民の皆様の個人住宅につきましては、発災直後から市職員によります被災箇所の確認や罹災証明の発行業務を継続して実施しております。おおむね全体像を把握しております。幸い、住宅の倒壊、もしくは半壊といった日常生活に著しく影響を及ぼすような被害はなく、軽微な被害に対する個々の復旧は進んでいると考えております。 ○議長(葛西 豊君) 里産業建設部長。 ○産業建設部長(里 宏幸君)(登壇) 鈴鹿峠の東海自然歩道の岩の崩落でございます。これは、昨年に部分的な崩落が発生いたしましたので、これを除去するとともに、落石に対する注意看板を設置したところでございます。 崩落のあったのり面の土質は比較的かたく、すぐに大きな岩の崩落はないものと考えられますので、まずのり面上の木の伐採を行い、風雨による落石の防止や浮き石の除去を行いたいと考えております。 また、東海自然歩道のパトロールとして、月1回、特に観光シーズンには月2回のパトロールをしていただいており、その結果は道路管理者にも報告をいただくようになっておりますので、今後、状況を把握しながら、落石防止ネット等の設置を検討してまいりたいと考えております。 ○議長(葛西 豊君) 伊藤彦太郎議員。 ○5番(伊藤彦太郎君)(登壇) 大体答弁で状況がよくわかったんですけれども、まず市内の地震災害の復旧につきまして、大体把握しておられる。生活に著しい影響を及ぼすものはもうなくなってしまっているということですけど、話を聞いておると、公共の場所はほとんどできているというような話は聞くんですけれども、個人の所有の部分が、お金もかかるしということでほったらかしになっている部分がある。個人の所有のところなんですけど、そういうのは公共の場所に隣接している場合、1件聞いたのは、市道があるんですけれども、その市道のわきに個人の所有の土地があって、それが地震の後で崩落しそうになっている。いつ崩れてもおかしくないかもわからんというような感じなんで、一応市道をとめておると。個人の所有の方にもお願いしておるんだけれど、それがそのままになっているというような話も聞くんですけれども、その個人の方が原因で市まで影響が及んでおるような場合の状況が一体どうなっているのか、いつぐらいまでにできるというようなめどがあるのかどうか、件数がどれぐらいなのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。 続きましてもう一つ、鈴鹿峠の峠道の方なんですけれども、状況は私も一回見てきましたけれども、確かに岩盤もかたいし、今、実際非常に安定しているような感じがしていますけれども、本当にえぐれているのが急なところだから、余計にえぐれているのが目立つというか、実際にえぐれている先に木が植わっているような状況でして、ただ逆に自然の理屈からいうと、その木があるからまだそこはもっておるんだというような話も聞こえるんですけれども、その辺どうなのか、素人目から見るとわかりにくい感じがするんですけれども、専門家の見解とか、その辺がどうなっているのか、聞いておられるのかを確認したいのと、防護ネットという話が出ましたけれども、あそこは道であると同時に歴史・文化資産というか、昔の旧鈴鹿峠の本当に峠道が昔のまま残っておるところですので、そこに防護ネットという話になったときに、果たしてそれがどうなのかという部分、歴史・文化支援対策をされている教育行政の方もちょっと見解をお聞かせ願えればと思います。 ○議長(葛西 豊君) 5番 伊藤彦太郎議員の質問に対する答弁を求めます。 里産業建設部長。 ○産業建設部長(里 宏幸君)(登壇) 地震の被害等で個人の施設が公共施設等に影響を及ぼしているものがあるのかということでございます。 ご指摘のように、道路に影響を及ぼしている箇所が1件ございます。市道阿野田天神線という路線でございます。場所は県道亀山白山線をこちらから行きまして、南に行きまして、鈴鹿川を渡って100メートルぐらい行った左側でございますが、この道路につきましては、道路に隣接する宅地の石積みのはらみ出しや亀裂の発生により崩壊の危険性がございますので、現在、通行どめを行っております。 この石積みは、個人の宅地を保護する施設であることから、基本的には所有者が保護していただくものであり、これまでに復旧の工法等について協議を行ってきたところでございます。 ただ、復旧に当たっては、特に石積みの上に家屋が建設されておりますので、高度な技術が必要というふうに考えております。 そのようなことから、市としても工法を検討しているところでございますが、再度災害を受けないような工事を行っていくには、道路管理者としても一定の支援が必要ではないかと検討しているところでございます。地元住民の皆様方からも、早期通行どめ解除の要望をいただいていることから、主体的に調整を進めてまいりたいと考えているところでございます。 次に、鈴鹿峠の岩の崩落につきまして、専門家の意見を聞いているのかということでございますが、専門家の意見はまだ聞いておりません。我々道路管理に当たっている技術者が現地を見て、これまでの経験上、まずは木を切って、風による揺れ等をまず抑えれば、大きな崩落はすぐには発生しないだろうという判断をいたしたところでございます。そんな中で、少し状況も見ながら、ネット等の設置も考えていきたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(葛西 豊君) 水野教育次長。 ○教育次長(水野義弘君)(登壇) 鈴鹿峠の峠道の文化財的な価値についてでございますが、まず鈴鹿峠に至る東海道の道のりには、国登録文化財の鈴鹿峠自然の家、県指定天然記念物の鈴鹿山の鏡岩、市指定名勝の筆捨山、市指定史跡の片山神社、市指定有形文化財の法安寺庫裏の玄関など、国・県・市の文化財も多く、これらをつなぐ東海道についても十分に文化財的価値を有するものと考えております。 周辺の整備に当たりましては、歴史の道としての文化財的価値を損なわないよう、その事業内容、事業実施方法などについて、各事業主体と調整を図っているところでもありますので、今回につきましても調整してまいりたいと存じます。 ○議長(葛西 豊君) 伊藤彦太郎議員。 ○5番(伊藤彦太郎君)(登壇) まず最初の地震後の民地との間の問題の話ですけれども、相手が個人の方ですので、なかなかスムーズに進まん部分というのはあると思います。ただ、ほかの住民の方からすると市道じゃないかと。市道が何であかんのやと。市として対処せよというふうな気持ちになる部分もありますので、その辺の説明というか、市の姿勢というのを地元にきちっと示していただかないとと思いますので、その辺よろしくお願いします。 あと鈴鹿峠の方ですけれども、今後調整して、いろいろ検討してということでありますけれども、道路の担当職員の方も専門家といえば専門家ではあるんですけれども、今までの経験があるんだったら、その辺も含めて説明してもらうように、もともと険しいところですから、そこの一部が崩れていると、険しいところがさらに険しくなってしまって、何で市が放置しているのかということにもなってしまうので、その辺、きちっとした市としてのPRをしていただきたいと思っております。 以上で質問を終わらせていただきます。 ○議長(葛西 豊君) 5番 伊藤彦太郎議員の質問は終わりました。 |